スクリーンショットの名前や住所を黒く塗ったのに、受け取った人が画像の明るさを上げると、塗った下が透けて見えてしまう——これは実際に起きる情報漏えいです。SNSやフリマで「隠したつもり」が漏れている例は少なくありません。この記事では、なぜ透けるのかと、本当に安全に隠す方法を解説します。
原因は、元のピクセル(点の情報)が画像に残ったままになっていることです。たとえば次のようなケースで透けます。
これらは、受け取った人が明るさ・コントラストを強く上げるだけで、隠したはずの文字が読めてしまいます。「黒く見える=安全」ではないのです。
下のツールは、この3原則を満たすように作られています。なぞった範囲のピクセルを実際に破壊し、保存時に位置情報も自動で削除します。
| 方法 | 向いている場面 | 確実さ |
|---|---|---|
| 黒塗り(不透明) | 文字・番号を確実に消す | ◎ 高い |
| モザイク(粗め) | 顔・背景をぼかしつつ雰囲気は残す | ○ 粗ければ高い |
| ぼかし | 自然に目立たなくする | △ 強めに |
氏名・住所・口座番号・QRコードなど読まれたら困る情報は「黒塗り」か「強いモザイク」が確実です。弱いぼかしは避けましょう。
スマホで撮った写真には、撮影した場所(GPS)や日時・機種などの情報(Exif)が埋まっていることがあります。家の中の写真に自宅の位置が入ったままSNSに上げると危険です。上のツールは保存時に画像を作り直すため、これらの情報も一緒に消えます。
Q. モザイクは復元されませんか?
A. 粗いモザイクは情報がつぶれて実用上は戻せません。ただし弱いモザイクは推測される可能性があるという報告もあるため、重要な情報は「黒塗り」か「強いモザイク」を推奨します。
Q. 透ける黒塗りかどうか、自分で確かめられますか?
A. 保存した画像を写真アプリで開き、明るさ・コントラストを最大近くまで上げてみてください。何も読めなければ安全です。
Q. 画像はどこかに送られますか?
A. 画像はあなたの端末の中だけで処理し、サーバーには送信しません。