スクショの黒塗りが「透ける」問題と対策|個人情報を安全に隠す方法

最終更新:2026年6月3日

スクリーンショットの名前や住所を黒く塗ったのに、受け取った人が画像の明るさを上げると、塗った下が透けて見えてしまう——これは実際に起きる情報漏えいです。SNSやフリマで「隠したつもり」が漏れている例は少なくありません。この記事では、なぜ透けるのかと、本当に安全に隠す方法を解説します。

この記事の内容
  1. なぜ黒塗りが透けるのか
  2. 安全に隠す3つの原則
  3. 隠す手順(モザイク・黒塗り・ぼかし)
  4. どれを使う?使い分け表
  5. 写真の「位置情報」も消す
  6. やりがちな失敗
  7. よくある質問

なぜ黒塗りが透けるのか

原因は、元のピクセル(点の情報)が画像に残ったままになっていることです。たとえば次のようなケースで透けます。

これらは、受け取った人が明るさ・コントラストを強く上げるだけで、隠したはずの文字が読めてしまいます。「黒く見える=安全」ではないのです。

安全に隠す3つの原則

  1. 元のピクセルを完全に潰す:不透明な塗り、または強いモザイク/ぼかしで、情報そのものを破壊する
  2. 保存して「焼き込む」:レイヤーで重ねただけだと戻せることがある。1枚の画像に統合して保存する
  3. 位置情報(Exif)も消す:写真には撮影場所などが埋まっていることがあるので一緒に削除する

隠す手順(モザイク・黒塗り・ぼかし)

下のツールは、この3原則を満たすように作られています。なぞった範囲のピクセルを実際に破壊し、保存時に位置情報も自動で削除します。

  1. 画像マスキングを開き、写真・スクショを選ぶ
  2. モザイク/黒塗り/ぼかしから選ぶ
  3. 隠したい範囲を指でなぞる(強さも調整可)
  4. 保存する(位置情報なしで書き出されます)
🕶 画像マスキング(無料)
写真・スクショの個人情報をモザイク・黒塗り・ぼかしで隠す。透けない不可逆の塗りつぶし+保存時に位置情報も削除。端末の中だけで処理します。
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どれを使う?使い分け表

方法向いている場面確実さ
黒塗り(不透明)文字・番号を確実に消す◎ 高い
モザイク(粗め)顔・背景をぼかしつつ雰囲気は残す○ 粗ければ高い
ぼかし自然に目立たなくする△ 強めに

氏名・住所・口座番号・QRコードなど読まれたら困る情報は「黒塗り」か「強いモザイク」が確実です。弱いぼかしは避けましょう。

写真の「位置情報」も消す

スマホで撮った写真には、撮影した場所(GPS)や日時・機種などの情報(Exif)が埋まっていることがあります。家の中の写真に自宅の位置が入ったままSNSに上げると危険です。上のツールは保存時に画像を作り直すため、これらの情報も一緒に消えます

やりがちな失敗

・半透明のペンで塗る(透ける)
・塗る範囲が小さい・端が残る
・トリミングし忘れて画面外の情報が残る
・隠したけれど位置情報(Exif)はそのまま
・元の(隠す前の)画像を一緒に送ってしまう

よくある質問

Q. モザイクは復元されませんか?

A. 粗いモザイクは情報がつぶれて実用上は戻せません。ただし弱いモザイクは推測される可能性があるという報告もあるため、重要な情報は「黒塗り」か「強いモザイク」を推奨します。

Q. 透ける黒塗りかどうか、自分で確かめられますか?

A. 保存した画像を写真アプリで開き、明るさ・コントラストを最大近くまで上げてみてください。何も読めなければ安全です。

Q. 画像はどこかに送られますか?

A. 画像はあなたの端末の中だけで処理し、サーバーには送信しません。